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バスとチューバの違い その1

早くもネタがつまりそうながら、今回は前にちょっとあった「チューバとバスの違いについて」いってみようと思います。

 みなさんがチューバに対する印象は様々だと思いますが、基本的には近いものがあると思います。チューバに対するイメージは、自分の周りにいる(いた)チューバ奏者の印象も大きいかもしれません。例えば、すごく上手い人が同じ団体にいればチューバの存在感や役割も近くに感じ取れるでしょうし、あんまり・・・、というチューバ奏者しかみたことなければ、ムームーとした楽器で重苦しい感じでしょう!

 実際、チューバを上手くかき鳴らすのは難しいです。初心者にはとっつきやすいのですが上手くなるには何皮かむける必要があり、様々な面において個人差があらわれやすい(例えば、体力とかセンスとかベース向き性格とか・・・)楽器だと思います。というのも、少し”相性”みたいのがあると思います。最初から、ある程度ブーンと”通った音”を出せたり低い音を曲中で巧く使えている人は、やっぱり相当上手くなるし、上達も早いですね。そのための近道として、近くに上手い人がいるというのがBEST!かと思います。例えるなら、名門はずっと名門である理由の一つには、周囲のレベルが高い(みんな上手い)→個人の基礎レベルが高くなる→さらにみんなキビシー練習をこなす→自分もキビシー練習をこなす→高いレベルの人が続出、という好循環があると思います。弱小の方達はその逆ッス・・・。まあ、指導者の方針やその団体の目標などもありますし、弱小がこれすなわち悪いということもないので注意ですよ(上手ければすべて良しということもないですし)。しかも、 高いレベルを維持するのは、かなりのパワー、気力、根気、やる気などがいりますので、大変なこっちゃ。

 楽器診断などがあるように、控えめで、がんばり屋で、縁の下の力持ち、というなんとも好都合な!な方が「チューバ最適」かというと、実際そうでもない。僕が一時期好きだったサッカーで例えると、チューバは”ゴールキーパー”の役目かなと思うのです。守りの要です。他のプレイヤーもキーパーがスゲー頼りになれば仕事しやすいだろうし、チームが引き締まるでしょう。ですが、守りの要であると同時に、上手いキーパーというのは”攻撃的”であることが多い(と思う)ッス。キャプテン翼でもやってましたが、キーパーが負傷退場すると(控え選手も)、えてしてFWの選手がキーパーするんです、DFの例はあまりない(昔の話ですが)です。ほかにも、キーパーが攻撃参加したり(ロスタイムなど)、PKやFKを蹴る事もままあります。これは、攻め手と守り手が最終的に関わるポジションで互いの気持ちがわかるというのもあるんですが、性格がポジションに向いていることが一番大きいのでしょう!

 だから、割とチューバニストは”ラッパの音程悪ぃなあ〜”とか”旋律の流れがよくない”とか客観的にいろいろ”鋭く”気づいていることがあると思いますよ。見かけと演奏する中身は意外と一致しないのであった。 チューバ奏者もいっぱいいるので、いろんなパターンの人がいるけど。たしかに大酒呑みとかデカイ人は多い!(たぶん始めたキッカケが中学とかで先輩に「お前、デカイな!!」「はあ。」「君にぴったりの楽器があるんだ!」・・・(ご想像どおり)・・・となるからでしょ)

 まあそれでも、チューバは最初は特に、”肺活量”なる息の量がたくさんいる楽器であることは間違いありませんで、吹奏楽でいえば、最も息の量がいるのはチューバとフルートでと一般的にいわれています。慣れればなんてことないんだケドね。あ、みんなも記憶にあると思うのだが、アンサンブルコンテストで特に、ブレスの音デカイ人いるよね!(非芸術的でバッドなのですが)あれって、たいていチューバかフルートでない?Fl4重奏で全員クワッークワッーとかは目も当てられん。息量がいるんだよっ!!みなさん!ご理解ををを!(自分もブレス音でかい人)

Last modified:2009/06/01 02:23:13
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References:[団長コラム]